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英語圏に「九九」はある?歌で楽しくマスターする英語のTimes Tables攻略法とおすすめ動画5選

ポコぺん

九九の歌

日本の「九九」は独特のリズムで覚えやすいですが、英語圏ではどう教えられているかご存知ですか?
実は「Times Tables」と呼ばれ、12の段まで歌で楽しく覚えるのが一般的です。

この記事では、英語の九九ソングの魅力や、ネイティブに人気のYouTube動画を厳選してご紹介します。
文化の違いを知り、親子で歌いながら学ぶことで、算数と英語の興味が同時に深まるはず。
12の段も、歌のリズムに乗れば意外とすんなりマスターできるものです。
その具体的な攻略法を詳しく見ていきましょう。

英語圏に「九九」の文化はある?
結論は「Times Tables」を歌で覚えるのが一般的

結論から言うと、英語圏には日本の「九九(くく)」という言葉そのものや、あの独特な「ににんがし」といった短い語呂合わせの唱え方は存在しません。
しかし、掛け算の表を暗記するという文化そのものは共通して存在します。

「Kuku」ではなく「Times Tables」

英語圏では、掛け算の表のことを一般的に「Times Tables(タイムズ・テーブルズ)」、あるいは「Multiplication Tables(マルチプリケーション・テーブルズ)」と呼びます。

日本では「2×2=4」を「ににんがし」と略してリズムを作りますが、英語では略さずに以下のように唱えます。

  • Two times two is four.(2かける2は4)
  • Two times three is six.(2かける3は6)

このように一文が長いため、日本のようなスピード感のある暗唱は少し難易度が高くなります。

メロディに乗せて覚えるのが「世界標準」

英語圏の子供たちがどのようにこの長いフレーズを克服しているかというと、その答えは「歌(Songs)」です。

英語圏の教育現場や家庭では、それぞれの段にキャッチーなメロディをつけた「掛け算ソング」が非常に普及しています。
単なる暗記作業ではなく、音楽として楽しみながら耳と口を慣らしていくスタイルが主流なのです。

ポイント:
日本の九九が「暗記」に近い感覚だとすれば、英語圏のTimes Tablesは「お気に入りの歌を口ずさむ」感覚に近いと言えるでしょう。

日本とここが違う!
英語圏の掛け算学習3つの特徴

日本の「九九」と英語圏の「Times Tables」には、単なる言葉の違い以上に、学習の進め方や文化的な背景に大きな差があります。
主な3つの特徴を見ていきましょう。

12×12(12の段)まで覚えるのがスタンダード

日本では「9の段」まで覚えれば十分ですが、アメリカやイギリスなどの英語圏では「12の段(12×12)」まで暗記するのが一般的です。
これには歴史的な背景が深く関わっています。

  • 12進法の文化:
    英語圏では、12個で1ダース(dozen)という単位が日常的に使われます。
  • 通貨や単位:
    かつてのイギリスの通貨(12ペンス=1シリング)や、ヤード・ポンド法(12インチ=1フィート)の名残もあり、12までの計算ができることは生活に直結する必須スキルでした。

最近では10の段までで良しとする地域も増えていますが、依然として多くの教材が12の段までをカバーしています。

語呂合わせよりも「リズム」と「メロディ」重視

日本の九九は「ににんがし」のように、計算式を極限まで短縮して「音」として覚える非常に効率的なシステムです。
対して英語は、先ほど述べた通り「Two times two is four」と、文章として正しい文法で発音します。

文章が長いため、語呂合わせにするのが難しいという側面があります。
その代わり、ポップス、ロック、さらにはヒップホップ調のメロディに乗せて、一曲の歌としてまるごと記憶するスタイルが発達しました。
これにより、英語のリスニング力やスピーキングのリズム感も同時に養われます。

暗記だけでなく「仕組み」の理解を優先する傾向

英語圏の算数教育では、単なる丸暗記(Rote Learning)よりも、「なぜその答えになるのか」という概念の理解に時間をかける傾向があります。

  • Skip Counting:
    「2, 4, 6, 8…」と数字を飛ばして数える練習を徹底します。
  • Visualizing(可視化):
    「3×4」を「3つ入りのグループが4つある状態」として図解(アレイ図など)し、視覚的に納得してから暗記に移ります。

このように、「計算の理屈」を体得した上で、それをスピードアップさせるための手段として「歌」を活用しているのが特徴です。

ネイティブの子供に人気!
英語の九九覚え歌・YouTube動画5選

英語圏の子供たちが実際に家庭や学校で視聴している、定評のあるYouTubeチャンネルを厳選しました。
お子様の性格や学習レベルに合わせて選んでみてください。

1. Numberblocks(ナンバーブロックス)

【特徴:視覚的な理解に最適】
イギリスのBBCが制作している大人気算数アニメです。
数字がキャラクターになっており、「なぜ3×4が12になるのか」をブロックの合体や整列を通して視覚的に見せてくれます。
単なる暗記ではなく、「掛け算の仕組み」を直感的に理解させたい場合に最もおすすめです。

リンク:

Numberblocks

2. Jack Hartmann(ジャック・ハルトマン)

【特徴:体を動かしながら覚える】
「Kids Music Channel」として絶大な支持を得ているジャック先生の動画は、ダンスやエクササイズを取り入れているのが特徴です。「じっとしていられない」「動くのが大好き」という活動的なお子様にぴったり。
リズムに合わせてパンチしたりステップを踏んだりしながら、楽しくTimes Tablesを覚えられます。

リンク:

Jack Hartmann

3. Laugh Along and Learn

【特徴:耳に残るキャッチーなメロディ】
一度聴いたら忘れられない、非常にポピュラーなメロディに乗せて九九を唱えます。
余計なアニメーションが少なく、「音」に集中して暗記を進めたい時に役立ちます。
各段(2の段、3の段…)ごとに動画が分かれているので、苦手な段を集中して練習するのにも最適です。

リンク:

Laugh Along and Learn

4. Preschool Prep Company

【特徴:シンプルで低年齢向け】
まだ英語に慣れていない小さなお子様や、算数を始めたばかりの幼児向けです。
非常にゆっくりとしたテンポで、数字のキャラクターが繰り返し「3 times 3 is 9」と発音してくれます。
英語のリスニングの基礎も同時に養いたい場合に有効です。

リンク:

Preschool Prep Company

5. Three Times Table Song

【特徴:洗練された音楽とリズムで自然に覚える】
教育専門家とプロのミュージシャンがタッグを組んで制作しているチャンネルです。
最大の特徴は、子供向けソングとは思えないほどの楽曲のクオリティの高さ
単調な繰り返しではなく、思わず体が揺れるようなグルーヴ感のあるサウンドに乗せて、掛け算のフレーズを学べます。

アニメーションも非常に見やすく、数字がはっきりと表示されるため、視覚と聴覚の両方からバランスよく情報をインプットできます。
「あまり子供っぽすぎる動画は苦手」という少しお兄さん・お姉さん世代のお子様にも非常におすすめです。

リンク:

Three Times Table Song

アドバイス:
「The Singing Walrus」の動画は、テンポが速すぎず、発音が非常にクリアなのが魅力です。
英語を母国語としない日本の子供たちにとっても、「聞き取りやすく、真似して歌いやすい」という大きなメリットがあります。

親子で実践!
英語の掛け算ソングを効果的に取り入れるコツ

せっかく良い動画を見つけても、ただ流しっぱなしにするだけでは定着しにくいものです。
家庭で「英語の九九」をマスターするための3つのステップをご紹介します。

まずは「Skip Counting(数飛ばし)」から始める

いきなり「2 times 3 is 6…」と文章で覚えるのが難しい場合は、まず「Skip Counting(スキップ・カウンティング)」からスタートしましょう。

  • やり方:
    「2, 4, 6, 8, 10…」や「5, 10, 15, 20…」と、その段の答えだけをリズム良く唱えます。
  • コツ:
    手拍子を打ったり、階段を上りながらリズムに乗せて数えると、運動性記憶として定着しやすくなります。
    これができると、後の掛け算ソングがスムーズに歌えるようになります。

お気に入りの1曲を繰り返し聴いて「音」を刷り込む

あれこれ多くの動画に手を出すよりも、「これ!」と決めたお気に入りの1曲を繰り返し聴くのが近道です。

  • 日常化する:
    朝の準備中や車での移動中など、決まった時間にBGMとして流しましょう。
  • 口ずさむ:
    親が楽しそうに鼻歌で歌っていると、子供も自然と真似をしたくなります。
    完璧な発音でなくても良いので、まずは「音の塊」として丸暗記してしまうのがポイントです。

日常会話で「What is 5 times 5?」とクイズ形式で遊ぶ

歌でインプットが進んだら、次はアウトプット(答えを出す練習)です。
勉強の時間として構えるのではなく、遊びの中で問いかけてみてください。

  • クイズ形式:
    「What is 5 times 5?(5かける5は?)」と聞き、「25!」と答えてもらいます。
  • 逆パターン:
    慣れてきたら、子供から親に問題を出してもらうのも効果的です。
    「教える側」に回ることで、記憶がより強固になります。

アドバイス:
大切なのは「正解すること」よりも「英語で算数に触れる時間を楽しむこと」です。
間違えても笑い飛ばせるような、リラックスした雰囲気作りを心がけましょう。

まとめ

英語の「歌」なら九九も楽しく、ネイティブ感覚で身につく

英語圏の掛け算学習「Times Tables」は、単なる暗記の苦労を、楽しい音楽の時間に変えてくれる素晴らしい文化です。
日本のような「語呂合わせ」がなくても、メロディの力を借りることで、子供たちは自然と数字の世界に親しんでいきます。

今回のポイントを振り返りましょう。

  • 12の段までが標準:
    12進法や単位の文化に触れる良い機会になる。
  • 「歌」が学習の核:
    長い英文もリズムに乗せれば、正しい文法と発音で身につく。
  • YouTubeの宝庫:
    性格やレベルに合わせた多様な動画が無料で活用できる。
  • 楽しさが継続のコツ:
    スキップカウンティングやクイズを取り入れ、遊びとして定着させる。

九九を英語で覚えることは、算数のスキルだけでなく、英語特有の「リズム感」を体得する大きな助けになります。
まずは親子で一緒に、お気に入りの一曲を見つけることから始めてみませんか?
その一歩が、お子様の「算数脳」と「英語脳」を同時に育てるきっかけになるはずです。

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北海道在住のITエンジニア。

気になったことを色々やってみたいお年頃。
広く浅くいろいろ楽しんでいます。
PCガジェットが大好きで、最近はVRがお気に入り。
この頃は、クラフト系の趣味に目覚めそう。
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